サイトリニューアルについて

12月1日 ウェブページがリニューアルとなります。

こちらの、ブログは従来通り情報発信して参りますので、チェックをお願い致します。

 http://tokyodo-web.co.jp/

下記のアドレスより、書店員発の書籍コメント一覧がご覧いただけます。

http://www.e-hon.ne.jp/bec/SF/ShotenReview?stencd=92521

千葉雅也さん×大山載吉さんレクチャー「ドゥルーズにおけるヒュームの経験論」開催!

ジル・ドゥルーズは、英米の経験論哲学と文学に奇妙なまでの執着をみせている。が、そのことの意義は、いまだ十分に吟味されていない。ドゥルーズの英米びいきの発端は、ヒュームの経験論である。ドゥルーズは、おそらくジャン・ヴァールの『英米の多元主義哲学』(1920年)に刺激され、ウィリアム・ジェイムズ──およびバートランド・ラッセル──のことを考えながらヒュームに遡ったのではないか、と推測できる。概して、これまでのドゥルーズ研究では、デビュー作のヒューム論『経験論と主体性』(1953年)以後になされたベルクソン解釈が、ドゥルーズ哲学──『差異と反復』(1968年)でいったん体系化されたそれ──の主たる足場であると見ることが常道であったように思われる。それに対し、ベルクソン主義よりもヒューム主義をあえて優先するような解釈実験をぶつけてみるならば、いかなるドゥルーズ像が──誇張的に──仮構されるだろうか。その存在論的また倫理・政治的スタンスは、どうなるだろうか。今回は、私の博士論文の一つの中心的テーマであるこの〈ドゥルーズのヒューム/ベルクソン問題〉について、当論文でも援用したドゥルーズ/ヒューム/ジェイムズ論「重なり合う哲学」(『現代思想』2008年12月号)の著者、大山載吉氏と共に、多面的な検討を行いたい。(千葉雅也)

今年2011年は、イギリス経験論を代表する哲学者デイヴィッド・ヒュームの生誕300年にあたります。そこで、ヒュームの哲学を今日新鮮な風の通うものとして(嵐や乱流かもしれませんが)学び直すための準備運動として、千葉雅也さん、大山載吉さんをお招きし、20世紀を代表するフランスの哲学者ジル・ドゥルーズの思想においてヒュームの経験論哲学が果たした役割を、共に検討してみたいと思います。ヒュームの哲学、ドゥルーズの哲学のハード・コアに触れることのできる貴重な機会となると思います。是非ご参加ください。 (3階売り場、哲学・芸術書担当、三浦)

開催日時 12月10日(土)15:00~17:00(開場14:30)
開催場所 東京堂書店神田神保町店6階
参加方法 参加費500円(要予約) 
※電話または、メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて件名「千葉さん大山さんイベント希望」・お名前・電話番号・参加人数をお知らせください。イベント当日と前日は、お電話にてお問い合わせください。東京堂書店TEL03-3291-5181

関西文学の方舟 編集工房ノアの本

noa拠点である大阪をはじめ、京都、神戸など関西圏の著名な作家を擁するまさに「こだわり」の出版社。詩、小説、評論などの文芸作品が中心ですが歴史、社会分野の本も刊行しており、その唯一無二のラインップは圧巻の一言。1975年創業から今日までの出版活動が評価され、梓会出版文化賞特別賞を受賞されています。PR誌の「海鳴り」も読みごたえたっぷりの贅沢な作りになっており、是非皆様に御来店頂き、格調高い書物の香気に触れて頂きたいと思います。

鎌田慧さん(ルポライター)×鈴木邦男さん(一水会顧問、作家)トークイベント開催!

鎌田慧著『残夢 -- 大逆事件を生き抜いた坂本清馬の生涯』刊行記念
【『残夢』から検察腐敗の原点を考える】

ƒvƒŠƒ“ƒg
開催日時 12月13日(火)18時30分~20時(開場18時)
※対談終了後にサイン会あり
開催場所 神田神保町店6階
参加方法 参加費500円(要予約)電話または、メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、件名「鎌田さん鈴木さんイベント希望」・お名前・電話番号・参加人数、をお知らせ下さい。イベント当日と前日は、お電話にてお問合せください。電話 03-3291-5181

****書籍紹介****

<本書のタイトル>
 メイン:
  残夢
 サブ:
  大逆事件を生き抜いた坂本清馬の一生
<著者>
  鎌田慧(ルポライター)
<仕様>
 四六上製、352ページ(予定)、本体2200円(税込み2310円)

<『残夢』の概要>
幸徳秋水、管野スガらが死刑台の露と消えて100年。鎌田慧は、坂本清馬に焦
点を合わせることで、未だに謎の多い「大逆事件」に新たな光をあてた。それは
過去の歴史を掘り起こすことにとどまらない。起訴されながらも生き抜き、戦い
続けた清馬の一生は、いまに続くこの国の「闇」をも浮き彫りにするのだ。

内藤誠監督トークショー(聞き手 坪内祐三さん)開催!!

「偏屈系映画図鑑」(キネマ旬報社刊)発売
&新作「明日泣く」公開記念

㊙上映予定あり!詳細は後日当ブログまたは店頭にて発表いたします。

開催日時 12月8日(木)16:00~(開場15:30)
開催場所 神田神保町店6階
参加方法 参加費500円(要予約)電話または、メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、件名「内藤さんイベント希望」・お名前・電話番号・参加人数、をお知らせ下さい。イベント当日と前日は、お電話にてお問合せください。電話 03-3291-5181