『批評メディア論』(岩波書店)刊行記念  大澤聡さん×山本貴光さん対談 「言葉が紡いだニッポンの批評空間――装置としての神保町を再考する」 3月27日(金)19時~

言論が活発だった戦前期日本、「批評」はいかにして営まれていたのだろうか。その言論を支えてきた思想や環境、あるいは言論を伝達する文体やシステムについて、古今東西の批評的な営みを背景に据えながら考えてみよう。そうした批評の条件をリヴァース・エンジニアリングすることからこそ、現代日本において人と知を繋ぎ、創造的批判とたのしい知識の遊動とを生み出すための道が見えてくるはずだからだ。『批評メディア論』(岩波書店)で言論に新たな眺望をもたらした気鋭の批評家・大澤聡氏に山本貴光氏が話を聞く。

 

プロフィール

大澤聡/1978年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員を経て、現在近畿大学文芸学部講師。専門はメディア史。各種媒体にジャーナリズムや文芸に関する批評・論文を発表。

山本貴光/1971年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。文筆家、ゲーム作家、ブックナビゲーター、東京工芸大学非常勤講師。「哲学の劇場」主宰。著書に「コンピュータのひみつ」「心脳問題」「問題がモンダイなのだ」(いずれも吉川浩満との共著)、単著に「文体の科学」がある。

開催日時:2015年3月27日(金) 19時~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「大澤さん山本さんイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。