旅とは、遠い国とは、戦火とは、子供とは、詩とは、光とは・・・。「ベオグラード日誌」は、バルカン半島の国セルビアで綴られた日記。2001年から2012年まで、ユーゴスラビアの解体、内戦、NATO空爆をくぐりぬけたあと、東北沖大震災の翌年までの12年間、ちいさな出来事を、白い書物にまとめました。表紙の写真は、陽ざしがそそぐベオグラード旧国際見本市会場跡。第二次大戦中は、ナチス・ドイツの占領下の強制収容所でした。
詩人の友達、家族、近所の人たち、難民となった人々、子供たち、そして今は亡き者たち・・・。静かな仲間たちの声をドナウ河の岸辺からおとどけします。
山崎佳代子( やまさき・かよこ)=1956年生まれ。静岡出身、ベオグラード在住。詩集に、『みをはやみ』(2010・書肆山田)など。翻訳書に、ダニロ・キシュ『若き日の哀しみ』(2013・東京創元社)、『庭、灰』(2009・河出書房世界文学全集)など。著書に『そこから青い闇がささやき』(2004・河出書房新社)など。国際詩人モラバ賞受賞。本年度読売文学賞受賞(紀行・随筆部門)
開催日時:2015年2月27日(金) 19時~(開場18時30分)
開催場所:東京堂書店神田神保町店6階 東京堂ホール
参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き)
※店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、
「山崎佳代子さんトークイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。
イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。
電話 03-3291-5181
※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。
参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットとドリンクをお引換えください。