山之口貘を語る――『山之口貘全集』全集刊行開始記念・生誕110年、没後50年トークイベント開催!

今年、山之口貘生誕110年、没後50年という特別な年にあたり、思潮社より刊行される『山之口貘全集』の刊行開始を記念して詩人・山之口貘の娘さんであり、『父・山之口貘』の著書もある山之口泉さんと、山之口貘さんを敬愛する詩人の井川博年さんと白井明大さんをお迎えしてトークイベントを開催いたします。

<<演者プロフィール紹介>>

山之口泉(やまのくち・いずみ)
1944年生まれ。詩人・山之口貘の長女として東京・牛込弁天町に生まれる。都立大泉高等学校卒。早稲田大学ロシア文学科中退。四男一女の母。1985年刊行の『父・山之口貘』をもとに、その前後に書かれたエッセイ、講演、インタビューをまとめた『新版 父・山之口貘』を2010年に刊行。

井川博年(いかわ・ひろとし)

1940年福岡市生まれ。生家は船会社を営む。松江工業高校造船科卒。十代より俳句と詩を投稿。著書に『待ちましょう』(1989年)『そして、船は行く』(2001年、山本健吉文学賞)『幸福』(2006年、藤村記念歴程賞、丸山豊現代詩賞)『平凡』(2010年)がある。小学館『永遠の詩』シリーズの山之口貘の選と作品鑑賞を担当。

白井明大(しらい・あけひろ)

詩人。1970年生まれ。詩集に、娘が生まれ育つ日々を書いた『歌』(思潮社、 2010年)、ほか『心を縫う』(詩学社、2004年)『くさまくら』(花神社、2007年)がある。山之口貘と貞久秀紀の詩をこよなく愛する。2012年に『日本の七十二候を楽しむ ――旧暦のある暮らし――』を刊行、話題を呼んでいる。

<<山之口貘について>>

山之口貘(やまのくち・ばく)
詩人。1903年沖縄生まれ。1963年没。詩集に『思弁の苑』『山之口貘詩集』『定本 山之口貘詩集』、『鮪に鰯』がある。人生の様々な場面を純朴で澄んだ目線で描いた。今なお数多くの詩人・芸術家に敬愛されている詩人である。

開催日時:2013年9月29日(日)15:00~(開場14:30)
開催場所:東京堂書店神田神保町店6階東京堂ホール
参加方法:参加費800円(要予約 ドリンク付き)
店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「山之口貘イベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。イベント当日と前日は、お電話にてお問い合わせ下さい。
電話 03-3291-5181 ※当日13:00より1階総合カウンターにて受付を行います。