芥川賞作家・諏訪哲史が恩師・種村季弘を語る
怪物、吸血鬼、少女幻想、詐欺師、錬金術、マニエリスム-。
異端文化を長年にわたり紹介し、澁澤龍彦とともに幻想文学というジャンルの確立に貢献した知的迷宮の怪人・種村季弘。
種村に直接教えを受けた芥川賞作家・諏訪哲史が、全身全霊を込めて編纂解説した『種村季弘傑作撰』の刊行を記念して、亡き恩師の作品や思い出を語り尽くします。
トークショー後、諏訪哲史さんによるサイン会あり(『種村季弘傑作撰』、諏訪哲史さんの著作※ただし文庫を除きます)。
●諏訪 哲史(すわ てつし、1969年 – )
小説家、批評家、エッセイスト、愛知淑徳大学文化創造学部准教授。
愛知県名古屋市出身。幼少期には宮城県仙台市で5年ほど過ごす。
國學院大學文学部哲学科卒業。大学在学中から卒業後まで独文学者の故種村季弘に個人指導を受ける。哲学科では美学者の谷川渥にも師事した。
1992年から名古屋鉄道で勤務する傍ら、恩師である種村に読んでもらうために詩作を行なう。 1998年名鉄を退社。「アサッテの人」が、2007年に第50回群像新人文学賞を受賞、同作品で第137回芥川龍之介賞も受賞する。
小説に『アサッテの人』『領土』『りすん』『ロンバルディア遠景』ほか。
また、新聞連載コラムに、テーマ自由のエッセー「スワ氏文集」(朝日新聞名古屋本社版、2008年~、隔週木曜朝刊)、マイナー文学や漫画を対象にした硬派な批評「諏訪哲史の偏愛蔵書室」(中日新聞、2010年~、第1・3火曜朝刊)がある。
開催日時:9月7日(土)15:00~17:00(開場14:30 トーク90分、サイン会30分)
開催場所:神田神保町店6階東京堂ホール
参加方法:参加費800円(要予約 ドリンク付き)
店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、件名「諏訪哲史イベント参加希望」とお申し出いただき、お名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。イベント当日と前日は、お電話にてお問い合わせください。電話03-3291-5181
※当日13:00より1階総合カウンターにて受付を行います。店内カフェにて指定のドリンクとお引換えください。尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。