『潮汐の間』(現代思潮新社刊)発刊記念講演会

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『潮汐の間』(現代思潮新社刊)発刊記念
著者フィスク・ブレット氏講演会(「日本空襲デジタルアーカイブ」設立者)

――「たった65年前、アメリカと日本は戦っていたんだ。・・・・・・あの戦争はいったい何だったんだろう?」戦争とは? 人間とは?――

開催日時 3月19日(土)15:00~17:00(開場14:45)
開催場所 神田本店6階
参加方法 参加費500円(要予約)
電話または、メール(tokyodosyoten@nifty.com)にて、件名「フィスク氏イベント希望」・お名前・電話番号・参加人数、をお知らせ下さい。イベント当日と前日は、お電話にてお問合せください。電話 03-3291-5181

※『潮汐の間』紹介

題名:『潮汐の間』 Between the Tides 
著者:フィスク・ブレット Bret Prescott FISK
造本:46判 並製 348頁 定価1680円
発売予定:3月21日頃

あらすじ

昭和19年、マッカーサー元帥が率いるアメリカ軍は、フィリピン列島を日本の占領軍から取り戻すべく積極的な作戦を開始した。緊張が高まるルソン島では、ゲリラとの交戦も激しくなり、日本占領軍とフィリピン人との関係は危機的な状況を迎えていた。翌年の終戦までには何千人ものフィリピン人にたいする虐殺に携わったのは東北出身のいかにも普通に育ったはずの青年たちだった・・・・・・。

「大東亜共栄圏」という“高き理想”を心から信じる19歳の森武義二等兵と、占領軍の通訳を強いられる日本人とフィリピン人との混血の青年ムラカミ・ラミールの経験を通して、ルソン島のある村の悲劇を描く。

醜くも美しくも見える人間――怒りと憎しみ・愛と欲望・希望と後悔・絶望と希望・友情と親子の関係――の、人間臭い壮大なる戦争時代小説の日本語で書いたシリーズ第1弾である。