オーム社『昆虫食古今東西』刊行記念 三橋淳先生トークイベント開催!

「昆虫食を科学する」 演者:三橋 淳 先生

□プロフィールご紹介
三橋 淳(みつはし じゅん)
1932年東京都生まれ。東京大学農学部卒業後、農林省農業技術研究所昆虫科に研究員として入所。以来、在外研究員として米国ボイストンプソン植物研究所、客員研究員としてオーストラリアCSIRO昆虫学研究所、在外研究員としてフランスINRA細胞病理学研究所でも研究活動を行う。その後、農林水産省農業環境技術研究所主任研究官、同省林業試験場天敵微生物研究室長を歴任。1988年より、東京農工大学農学部植物防疫学科応用昆虫学研究室教授、1998年東京農業大学応用生物科学部バイオサイエンス学科教授として教鞭をとる。農学博士(東京大学)。趣味は、昆虫生態写真撮影、チェロ演奏、登山。主な著書として、『世界の食用昆虫』(1984年、古今書院)、
『昆虫の細胞を育てる』(1994年、サイエンスハウス)、『虫を食べる人びと』(編著、1997年、平凡社)、『昆虫学大事典』(主編集、2003年、朝倉書店)、『世界昆虫食大全』(2008年、八坂書房)、『昆虫食文化事典』(2012年、八坂書房)など。その他、共著図書、学術論文等多数。

□イベント内容
1部 17:30~18:15 著者トーク
人口が増加の一途をたどるなか、気候変動による作物生産性・食料自給率の減少などにより、世界レベルで食料危機が懸念されています。とくに、動物タンパク資源の確保が深刻な問題になると予想され、大型家畜や魚類などの代替食料が求められていますが、その有力候補の一つとして“昆虫”が注目されています。
日本を含む世界各地における昆虫食の実態について、歴史・文化的な背景をはじめ、種々の調理方法、栄養学や医学的な見地、採取方法、そして養殖や流通事情を交えて平易に解説した本書のエッセンスを、イベント参加者の皆様に語りかける講演となります。
2部 18:15~18:30 編集担当からのこぼれ話
編集担当がこの企画に出会うまでのエピソード、著者との初対面の印象や編集業務のこぼれ話。今後著者に期待する、エールを送る言葉など。
3部 18:30~ Q&Aコーナー/著者サイン会

□書籍紹介
7月24日発売 オーム社刊
『昆虫食古今東西』 46判 300頁 1,800円本体 ISBN 978-4-274-06893-5

開催日時 2012年8月2日(木)17:30~19:00まで
開催場所 神田神保町店6階東京堂ホール
定員:80名
参加方法 参加費800円(ドリンク付き 要予約)店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、件名「昆虫食古今東西トークイベント参加希望」とお申し出いただき、お名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。イベント当日と前日は、お電話にてお問い合わせください。電話 03-3291-5181
※当日15:30より1階総合カウンターにて受付を行います。参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、店内カフェにて指定のドリンクとお引換えください。尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。(終演後は引き換え頂けません。)