非「専門家」の立場で、スリーマイル島原発事故後の現地でフィールドワークを続けた環境社会評論家、中尾ハジメ。
場所と人との記憶をたどりながら、大震災後に生きる世界を見つめる連作短編小説『いつか、この世界で起こっていたこと』(新潮社)を完結させた作家、黒川創。
この放射能で汚染された世界に生きる現実とは?
そこから私たちにできること、見いだせること、ひとりでも考えられること……。
中尾ハジメの新刊『原子力の腹の中で』、『電気じかけの俺たち――原子力の腹の中で2』(ともに、編集グループSURE)もまじえて語りあいます。
[プロフィール]
中尾ハジメ(なかお・はじめ)
1945年、東京生まれ。京都精華大学教員。環境社会評論家。著書に『スリーマイル島』(野草社)。訳書にL・オルソン『アンビヴァレント・モダーンズ』(黒川創らと共訳、新宿書房)ほか。
黒川 創(くろかわ・そう)
1961年、京都生まれ。作家。小説に『かもめの日』(新潮文庫)、『明るい夜』(文春文庫)など。評論に『きれいな風貌――西村伊作伝』(新潮社)、『日米交換船』(鶴見俊輔らとの共著、新潮社)など。編集グループSUREの出版活動にも携わる。
開催日時 7月7日(土)19:00~20:30(開場18:30)
開催場所 神田神保町店6階東京堂ホール
参加方法 ※要予約 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、件名「中尾さん黒川さんイベント希望」・お名前・電話番号・参加人数、をお知らせ下さい。イベント当日と前日は、お電話にてお問い合わせください。電話 03-3291-5181
※当日16:00より1階総合カウンターにて受付を行います。参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、店内カフェにて指定のドリンクとお引換えください。尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。(終演後は引き換え頂けません。)