「地震の多い日本に大量の原発建設を許したのは、むしろデモができなくなったような日本の社会なのだ。だから、脱原発はそのような日本の社会を脱構築することなしにはありえない。平たくいえば、それは日本を『人がデモをする社会』にすることから始まる。」(『政治と思想 1960-2011』序文より)
60年安保から原発震災まで、約半世紀におよぶ血の歩みと時代分析を柄谷行人さんが語った『政治と思想 1960-2011』の刊行を記念した講演会。みずからの思想の軌跡についてはもちろん、民主主義における「動く集会=デモ」の重要性、今後の日本社会のためになぜデモが必要かについて大いに語っていただきます。(聞き手=高澤秀次)
開催日時 3月30日(金)18:30~20:00(開場18:00)
開催場所 神田神保町店6階
参加方法 参加費500円(要予約)店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、件名「柄谷行人さんイベント希望」・お名前・電話番号・参加人数、をお知らせ下さい。イベント当日と前日は、お電話にてお問合せください。電話 03-3291-5181(神田神保町店)