こっそり書いて引き出しに収めておいた時代からブログで世界に発信する時代へ─日記を取り巻く状況は変わったが、他人の日記を覗き読む愉しみは変わらない。では、日記を書くことの本質はどこにあるのか。「読書日記」を二十年以上にわたって「本の雑誌」に連載している坪内祐三さんとWEB文芸誌から「野性時代」「本の雑誌」と媒体を変えて「一私小説書きの日乗」を書き続けている西村賢太さんが日記を書く喜び、日記を読む愉しみについて縦横無尽に語り合います。
≪プロフィール≫
坪内祐三(つぼうち・ゆうぞう)
1958年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。「東京人」の編集者を経て執筆活動に入る。2001年、『慶応三年生まれ七人の旋毛曲り』で講談社エッセイ賞を受賞。幅広い交流と広範な知識に裏打ちされた審美眼で、文芸のみならず、相撲、政治などさまざまな分野での評論活動を行っている。10月に『昼夜日記』『新・旧銀座八丁 東と西』、11月に『テレビもあるでよ』と新刊を連続刊行。
西村賢太(にしむら・けんた)
1967(昭和42)年7月、東京都江戸川区生れ。中卒。2004(平成16)年に同人雑誌発表の「けがれなき酒のへど」が『文學界』に転載されてデビュー。文庫版『根津権現裏』『藤澤清造短篇集』『田中英光傑作選 オリンポスの果実/さようなら 他』を編集、校訂、解題。『どうで死ぬ身の一踊り』『暗渠の宿』『二度はゆけぬ町の地図』『小銭をかぞえる』『人もいない春』『苦役列車』『蠕動で渉れ、汚泥の川を』『芝公園六角堂跡』『夜更けの川に落葉は流れて』等、著書多数。『一私小説書きの日乗』は既刊6冊。最新刊は『羅針盤は壊れても』。
開催日時:2018年12月18日(火) 19時00分~(開場18時30分)
開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール
参加費: 800円(要予約)
参加ご希望の方は店頭または電話にて、『坪内さん×西村さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせください。イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせください。
ご予約受付電話番号:03-3291-5181
※当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて係員にご提示いただきますのでそのままお持ちください。
※6階には待機場所を設けておりませんので、開場時間前に6階へお上がりいただくのはご遠慮ください。
※会場での書籍のご購入は現金のみの対応となっており、クレジットカード・図書カード・電子マネー等でのお支払いはできません。また、東京堂のポイントカードへのポイント付与もできませんので予めご了承ください。
※やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話かメールにてご予約のお名前・イベント名をご連絡ください。