ジャーナリズムが批判精神を失えばどうなるのか。広告と一体となっている報道に警鐘を鳴らし続ける斎藤貴男さん、マスコミが伝えない「大東建託の内幕」に果敢に斬り込んだ三宅勝久さん、権力に忖度するマスコミの趨勢に抗い続けるジャーナリストが、現代日本の問題点を語る。
≪プロフィール≫
斎藤貴男(さいとう・たかお)
1958年東京生まれ。早稲田大学商学部卒業。英国バーミンガム大学大学院修了(国際学MA)。「日本工業新聞」記者、「プレジデント」編集部、「週刊文春」記者などを経てフリーに。主な著書に、『機会不平等』(岩波現代文庫)『「あしたのジョー」と梶原一騎の奇跡』(朝日文庫)、『強いられる死 自殺者三万人超の実相』(河出文庫)、『民意のつくられかた』(岩波現代文庫)、『消費税のカラクリ』(講談社現代新書)、『「東京電力」研究 排除の系譜』(角川文庫)、『ジャーナリストという仕事』(岩波ジュニア新書)、『失われたもの』(みすず書房)、『戦争経済大国』(河出書房新社)など多数。近刊に『日本が壊れていく』(ちくま新書)、『「明治礼賛」の正体』(岩波ブックレット)。
三宅勝久(みやけ・かつひさ)
ジャーナリスト、ブログ「スギナミジャーナル」主宰。 1965年岡山県生まれ。フリーカメラマンとして中南米、アフリカの紛争地を取材。『山陽新聞』記者を経て現在フリージャーナリスト。「債権回収屋G 野放しの闇金融」で第12回『週刊金曜日』ルポルタージュ大賞優秀賞受賞。2003年、『週刊金曜日』連載の消費者金融武富士の批判記事をめぐり同社から損害賠償請求訴訟を起こされるが、最高裁で勝訴確定。著書に『自衛隊という密室 いじめと暴力、腐敗の現場から』(高文研)『自衛隊員が泣いている 壊れゆく〝兵士〟の命と心』(花伝社)『日本を滅ぼす電力腐敗』(新人物文庫)『司法が凶器に変わるとき 「東金女児殺害事件」の謎を追う』(同時代社)など多数。
開催日時:2018年9月27日(木) 19時00分~(開場18時30分)
開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール
参加費: 800円(要予約)
参加ご希望の方は店頭または電話にて、『斎藤さん×三宅さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせください。イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせください。
ご予約受付電話番号:03-3291-5181
※当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて係員にご提示いただきますのでそのままお持ちください。
※6階には待機場所を設けておりませんので、開場時間前に6階へお上がりいただくのはご遠慮ください。
※会場での書籍のご購入は現金のみの対応となっており、クレジットカード・図書カード・電子マネー等でのお支払いはできません。また、東京堂のポイントカードへのポイント付与もできませんので予めご了承ください。
※やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話かメールにてご予約のお名前・イベント名をご連絡ください。