総務相の電波停波発言や、有名キャスターの降板など、メディアをめぐる状況に事件が相次いで起きている現在。
テレビや新聞、雑誌の現場はどうなっているのか?NHKで番組制作にたずさわってきた池田恵理子、永田浩三と、新聞・雑誌の世界を知悉する『サンデー毎日』『週刊金曜日』元編集長、北村肇の3人がメディアの「現状」を徹底的に語り尽くします。
プロフィール
池田恵理子(いけだ・えりこ)
1950年生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、1973年よりNHKディレクターとして「おはようジャーナル」「ETV特集」「NHK特集」などで、女性、教育、人権、エイズ、「慰安婦」問題などの番組を制作。2010年に定年退職。現在はアクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)の館長。共著に『暴かれた真実 NHK番組改ざん事件』(現代書館)、『日本軍「慰安婦」問題 すべての疑問に答えます』(合同出版)、『NHKが危ない!』(あけび書房)など。主宰するビデオ塾の作品として、『アジアの「慰安婦」証言シリーズ』『沈黙の歴史をやぶって~女性国際戦犯法廷の記録』『大娘たちの戦争は終わらない―中国・山西省・黄土の村の性暴力』など。
永田 浩三(ながた・こうぞう)
1954年生まれ。東北大学教育学部卒。1977年NHK入社。『クローズアップ現代』『NHKスペシャル』などを制作。国谷裕子キャスターらと菊地寛賞共同受賞。現在武蔵大学社会学部メディア社会学科教授。ジャーナリスト。著書に『ベン・シャーンを追いかけて』(大月書店)、『NHKと政治権力』(岩波現代文庫)『奄美の奇跡』(WAVE出版)、『NHKが危ない』(あけび書房、共著)、『原爆を伝える~ヒロシマの詩画人・四國五郎と表現者たち』(近刊)など多数。ドキュメンタリー映画『60万回のトライ』プロデューサー。「表現の不自由展」共同代表。
1952年生まれ。1974年『毎日新聞社』入社、社会部デスク、『サンデー毎日』編集長、社長室委員などを歴任。その間、95年8月から2年間、新聞労連委員長を務める。04年1月退職、同2月『週刊金曜日』編集長就任、10年9月より同誌発行人。著書は『新聞新生』(現代人文社)、『これでいいのか!日本のメディア』(共著、あけび書房)、『新聞記事が「わかる」技術』(講談社現代新書)、『腐敗したメディア』(現代人文社)、『新聞記者をやめたくなったときの本』(同)など。
開催日時:2016年5月11日(水) 19時00分~(開場18時30分)
開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール
参加方法:参加費500円(要予約)
参加ご希望の方は店頭または電話にて、『日本のメディアが危ない!池田恵理子さん永田浩三さん北村肇さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さるか、『お申込みはこちら』のリンク先専用応募フォームからお申込み下さい。電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。
※当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。