〈三浦展『郊外・原発・家族』(勁草書房)刊行記念トークショー&サイン会〉 三浦展さん×河尻亨一さん 8月20日(木)19時~

三浦展『郊外・原発・家族』(勁草書房、20158月上旬刊行予定)の刊行を記念してトークショー&サイン会を開催します。三浦展さんの知のバックグラウンドの集大成である本書のなかで語られた「郊外」「原子力」「家族」「万博」「消費」などのキーワードをめぐり、編集・ジャーナリズム・広告の垣根をこえた活動で知られる河尻亨一さんをインタビュアーにお迎えし、存分に語っていただきます。 トークショーとあわせて、東京堂書店神保町本店2階では、8月中旬頃から三浦展さんの選書による刊行記念ブックフェアの開催を予定しています。こちらもぜひご覧ください。

 

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・演者プロフィール

三浦展(みうら あつし)

株式会社カルチャースタディーズ研究所代表。1958年生まれ。1982年、一橋大学社会学部卒業。消費社会、家族、若者、階層、都市などの研究を踏まえ、新しい時代を予測し、社会デザインを提案している。著書に、80万部のベストセラー『下流社会』(光文社)のほか、『格差固定――下流社会10年後調査から見える実態』『東京は郊外から消えていく!』(光文社)『第四の消費』(朝日新聞出版)『家族と幸福の戦後史』(講談社)『新東京風景論――箱化する都市、衰退する街』(NHK出版)『現在知Vol.1 郊外その危機と再生』(共編著、NHK出版)など多数。

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河尻亨一(かわじり こういち)

1974年大阪生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。雑誌「広告批評」(20002009年/マドラ出版)をへてフリーランスの編集者・ライターに。同誌在籍中には、広告を中心にデザインや映像、写真、漫画、ウェブなど、多様なカルチャー領域とメディア、社会事象を横断する様々な特集企画を手がけ、約1000人に及ぶ日本と海外のクリエイターにインタビュー。現在は雑誌・書籍・ウェブサイトの編集から、企業の戦略立案およびPRコンテンツの企画・制作まで、「編集と広告」「ジャーナリズムとアカデミズム」の垣根を超えた活動を行う。東北芸術工科大学客員教授。アートディレクター・石岡瑛子の全貌に迫る評伝『TIMELESS—石岡瑛子とその時代』をオンライン連載中。http://eiko-timeless.com/

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開催日時:2015年8月20日(木) 19時~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「三浦さん河尻さんトークイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

〈戦後70年。改めて「慰安婦」問題を考える―『日本軍「慰安婦」問題の核心』発売記念〉林博史先生×有馬理恵さん×コーディネーター永山聡子さんトークイベント7月21日(火)19時~

・『日本軍「慰安婦」問題の核心』の刊行を記念して
著者・林博史先生と劇団俳優座所属の舞台女優有馬理恵さんの二人を軸にトークイベントを開催いたします。

戦後70年。この節目の年に改めて慰安婦問題を巡る現在の状況、世界からの関心、そして河野談話以降の資料の重要性など。
新たに見えてくる本質を議論する濃密な時間。
この問題の解決が未来へ不可欠であることを再確認する、極めて貴重な一夜になることは間違いありません。
さらには、有馬理恵さんの一人芝居も上演いたします。

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・演者プロフィール

林 博史(はやし ひろふみ)
1955年、兵庫県神戸市生まれ。1985年、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了(社会学博士)。
現在、関東学院大学経済学部教授、日本の戦争責任資料センター研究事務局長。専攻は現代史、軍隊・戦争論。
主な著書に『暴力と差別としての米軍基地』(かもがわ出版)、『沖縄戦と民衆』(大月書店)、
『沖縄戦 強制された「集団自決」』(吉川弘文館)、『戦犯裁判の研究』(勉誠出版)、
『戦後平和主義を問い直す』(かもがわ出版)、『シンガポール華僑粛清』(高文研)、
『BC級戦犯裁判』(岩波書店)、『裁かれた戦争犯罪』(岩波書店)、
『「慰安婦」・強制・性奴隷: あなたの疑問に答えます』(御茶の水書房)等多数。

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有馬理恵(ありま りえ)

和歌山県生まれ。劇団俳優座所属・女優。NGO日本平和委員会代表理事。
高校時代に衝撃を受けた「釈迦内柩唄」(水上勉作、浅利香津代主演)の主役がライフワーク、その数は500ステージにのぼる。
「憲法ミュージカル」や俳優座公演「戦争とは…」で日本軍「慰安婦」とされた被害女性を演じ、ひとり芝居や朗読でその叫びを伝え、各地で反響を呼んでいます。
2013年日本新劇俳優協会「詩と朗読 Mini Festival」で「慰安婦」被害女性の叫びを上演し、グランプリ受賞。
2012年米国ルイビル国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞受賞作品、映画「円空・今に生きる」で、円空の母を演じる。
2003年文化庁新進芸術家国内研修生。
舞台、TV、講演、執筆、演技指導、様々なボランティア活動にも携わっています。
9歳の息子の母。

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永山聡子(ながやまさとこ)
一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程、日本学術振興会特別研究員、YOSHIMI裁判いっしょにアクション!事務局。専攻は社会学・ジェンダー研究。主な著作は「東アジアの「生殖」を多角的に考える」(共著)『国際ジェンダー学会誌』国際ジェンダー学会,通巻12号,2014.「『慰安婦』問題と日本社会・メディア~朝日新聞問題を通して考える」『バウラック通信』「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクション・センター,7号,2015. 「国立市における日本軍「慰安婦」制度の展示実践」『月刊社会教育』(国土社)NO.717,2015.など.

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開催日時:2015年7月21日(火) 19時~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「林さん有馬さんトークイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

【神田神保町店2015/7/7調べ】週間ベストセラー

ランチパスポート Vol.2 神保町・水道橋・御茶ノ水  Sweet Thick Omelet  
海の本屋のはなし 海文堂書店の記憶と記録  苦楽堂 
母の教え : 人格は3歳までに決まる。 2  財界研究所 
文学の空気のあるところ  中央公論新社 
書生の処世  本の雑誌社 
戦争をしない国 明仁天皇メッセージ  小学館 小学館 
サスペンス映画ここにあり  平凡社 
作家の珈琲  平凡社 
大東亜共栄圏とTPP ラジオ・カタヤマ 存亡篇  アルテスパブリッシング 
抱く女  新潮社 新潮社 
〈07月07日調べ〉

〈小説×技術×テクスト――小説がこんなにも気になって〉 渡部直己さん×芳川泰久さん トークショー  7月28日(火)19時〜

 〈小説×技術×テクスト――小説がこんなにも気になって〉 

日本の近現代小説の歴史は、その技術の積み重ねの歴史だった。小説の技術論を語らせては右に出る者のいない渡部直己氏と、このたびたてつづけにプルースト『失われた時を求めて』論とフローベール『ボヴァリー夫人』論を上梓した芳川泰久氏の、テクスト論をめぐる同級生対談。

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・演者プロフィール

渡部直己(わたなべ なおみ)

1953年、東京生まれ。早稲田大学大学院後期修士課程修了。現在、早稲田大学文学学術院教授(文芸・ジャーナリズム論系)。80年代より現代文学の批評の第一線で活動しつづけ、現在も最も注目される文芸批評家。

著書『幻影の杼機―泉鏡花論』(国文社)。『谷崎潤一郎―擬態の誘惑』(新潮社)、『「電通」文学にまみれて』(太田出版)、『日本近代文学と〈差別〉』(太田出版)、『中上健次』(河出書房新社)、『本気で作家になりたければ漱石に学べ!』(太田出版)、『不敬文学論序説』(太田出版)、『かくも繊細なる横暴』(講談社)、『メルトダウンする文学への九通の手紙』(早美出版社)、『私学的、あまりに私学的な』 (ひつじ書房)、 『日本小説技術史』(新潮社)、『言葉と奇蹟』(作品社)、『小説技術論』(河出書房新社)

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芳川泰久(よしかわ やすひさ)

1951年、埼玉県生まれ。早稲田大学大学院後期博士課程修了。現在、早稲田大学文学学術院教授(フランス文学、文芸評論)ヌーヴェル・クリティック、テクスト論と呼ばれる批評ジャンルの第一人者。

著書 『闘う小説家バルザック』(せりか書房)、『金井美恵子の想像的世界』(水声社)、『村上春樹とムラカミハルキ-精神分析する作家』(ミネルヴァ書房)、『謎解き『失われた時を求めて』(新潮社)、小説集『歓待』(水声社)、『『ボヴァリー夫人』をごく私的に読む』(せりか書房)他多数。

訳書 クロード・シモン『農耕詩』(白水社)、ジャック・ランシエール『言葉の肉』(共訳、せりか書房)、バルザック『サラジーヌ 他3篇』(岩波文庫)、『ゴプセック・毬打つ猫の店』(岩波文庫)、ジャン=ピエール・リシャール『フローベールにおけるフォルムの創造』(山崎敦と共訳、水声社)、ギュスターヴ・フローベール『ボヴァリー夫人』(新潮文庫)、マルセル・プルースト『失われた時を求めて 全一冊』(角田光代と共編訳、新潮社)。

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開催日時:2015年7月28日(火) 19時~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き)

店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「渡部さん芳川さんトークイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

 

『皿屋敷──幽霊お菊と皿と井戸』(白澤社)刊行記念イベント 怪談の夕べ「講談で聞く皿屋敷」 7月30日(木)19時~20時30分

 

 

 

 

 

 

 

夏といえば怪談、そして日本で最もポピュラーな怪談といえば、一まーい、二まーいの声でおなじみの皿屋敷怪談。
今宵は、『皿屋敷──幽霊お菊と皿と井戸』(白澤社)刊行を記念して、同書に収録されている馬場文耕『皿屋敷弁疑録』をルーツとする講談『番町皿屋敷』を生でお聞きいただきます。演者は、人気若手講談師の神田山緑師匠、哲学堂辻講釈や怪談教室にも取り組むホープです。
講談の怪談話をご堪能いただいたあとは、『皿屋敷』執筆陣によるトークセッションで、皿屋敷怪談の魅力と謎に迫ります。

 

【耳寄りなお知らせ】浴衣など和装でご来場の先着9名様につきましては、無料(出版社にてご招待)とさせていただきます。(当日、東京堂1階総合カウンターでの受付順)ふるってご参加下さい。

【講師プロフィール】
第1部
神田山緑(講談師)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第2部
横山泰子(国文学者・法政大学教授)著書に『妖怪手品の時代』(青弓社)、『四谷怪談は面白い』(平凡社)など。
飯倉義之(民俗学者・國學院大学准教授)編著書に『日本怪異妖怪大事典』(東京堂出版)
今井秀和(蓮花寺佛教研究所研究員)共著に『妖怪文化の伝統と創造』(せりか書房)
司会・広坂朋信(編集者)

開催日時:2015年7月30日(木) 19時~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き)

店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「皿屋敷トークイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。