6/21(水) 19時~ 『文字と書の消息』『書のひみつ』 ダブル刊行記念!
古賀弘幸さん×山本貴光さんトーク&サイン会 文字百景 世界は文字で満ちている!
――書の「文体」の不思議に遊び、考える夕べ

このたび、『文字と書の消息』(工作舎)と、『書のひみつ』(朝日出版社)のダブル刊行を記念して、著者の古賀弘幸さんの対談イベントを開催します。

対談のお相手は、『文体の科学』の山本貴光さんです。山本さんは同書において、「言葉のスタイルは思考のスタイルだ」と述べていますが、そうであるとしたら、「文字」の形もまた、私たちの思考のスタイルだと言えるでしょう。

世界にはさまざまな文字があります。そして同じ文字の中にもさまざまな書き方の“文体”(スタイル)(=書体・書風)があります。有史以来の「書く」ことにまつわる文化をひもといてみましょう。そこにはどのような“文体”が見つかるでしょうか?

今回のイベントでは、さまざまな文字の形、そしてそれが私たちにもたらす魅力と謎について、古賀さんと山本さんに縦横無尽に語り合っていただきます。文字や書が好きな方、フォントや書き文字につい目が行ってしまう方、ぜひお越しください。

プロフィール

古賀 弘幸(こが・ひろゆき)

編集者。一九六一年福岡県生まれ。法政大学文学部卒業。出版社に勤務して書に関する雑誌・書籍などを企画・編集したのち、現在フリーランス。主な企画・編集に『書の総合事典』柏書房(二〇一〇年)など。著書に『書と文字の消息』工作舎、『書のひみつ』朝日出版社(二〇一七年)。主な論文に「訂正符の研究」など。大東文化大学書道研究所客員研究員。

山本 貴光(やまもと・たかみつ)

一九七一年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。コーエーでのゲーム制作を経て、文筆家・ゲーム作家。著書に、最新刊『「百学連環」を読む』(三省堂)、『脳がわかれば心がわかるか』(吉川浩満との共著、太田出版)、他に『文体の科学』(新潮社)、『コンピュータのひみつ』(朝日出版社)ほか。訳書に『MiND──心の哲学』(吉川との共訳、J・サール著、朝日出版社)ほか。「哲学の劇場」主宰。

開催日時:2017年6月21日(水) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費 500円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『古賀さん×山本さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。電話 03-3291-5181

当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。

会場内の書籍販売は現金のみの対応となっております。ポイント対象外となりますのでご了承ください。

やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話かメールにてご連絡いただきますようお願い申し上げます。

6/8(木)19時~ ハービー・山口さん×安田菜津紀さんトーク&サイン会
『写真でふたりが伝えたいこと』

満 員 御 礼   

本イベントの予約受付は定員に達したため、終了しました。

写真家・ハービ―・山口さんとフォトジャーナリスト・安田菜津紀さんとのスペシャル・トークイベントを開催いたします。暖かな眼差しを感じさせる写真とエッセイで人気の写真家ハービー・山口さんは、常に市井の人々にカメラを向け続け、ヒトの持つ瞳の奥の優しさ、輝きを表現し続ける写真家。安田菜津紀さんはカンボジアを中心に東南アジア、中東、アフリカにおいて貧困や難民の問題、東日本大震災以降の陸前高田を中心に記録を撮り続け、世界をもっと優しい場所にしていくために活躍する若きフォトジャーナリスト。活躍するフィールドは違えども、二人の共通するテーマは写真で表現する、人間の希望、人間の優しさの復権ではないでしょうか?人間愛に溢れる個性豊かな二人のクロス・トークにご期待ください!


プロフィール

ハービー・山口(はーびー・やまぐち)

1950年、東京生まれ。中学2年生のとき写真部に入り、将来プロの写真家になることを決意する。大学卒業後、写真家を目指して1973年に渡英し、約10年間を過ごす。70年代のパンクムーブメントを実体験し、生きたロンドンの姿を写真に収める。また、多くのロックミュージシャンの撮影で高い評価を受ける。一時期、写真活動を休止して、ツトム・ヤマシタミュージカル劇団レッド・ブッダで役者をしたが、心身ともに大きく成長することができた貴重な経験となる。帰国後も福山雅治など、国内アーティストとのコラボレーションをしながら、常に市井の人々にカメラを向け続けている。 多くの作品をモノクロームの、スナップ・ポートレイトというスタイルで残している。その優しく清楚な作風を好むファンは多く、「人間の希望を撮りたい」「人が人を好きになる様な写真を撮りたい」というテーマは、中学時代から現在に至るまでぶれることなく現在も進行中である。 写真発表の傍ら、エッセイ執筆、ラジオ、テレビのパーソナリティー、さらには布袋寅泰のプロジェクト「ギタリズム」では作詞家として参加している。 受賞歴:2011年度日本写真協会賞作家賞 大阪芸術大学客員教授 九州産業大学客員教授

安田 菜津紀(やすだ・なつき)

1987年神奈川県生まれ。studio AFTERMODE所属フォトジャーナリスト。カンボジアを中心に、東南アジア、中東、アフリカなどで貧困や難民の問題を取材。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。2012年、「HIVと共に生まれる -ウガンダのエイズ孤児たち-」で第8回名取洋之助写真賞受賞。著書に『それでも、海へ 陸前高田に生きる』(ポプラ社)、『君とまた、あの場へ シリア難民の明日』(新潮社)など。現在、J-WAVE『JAM THE WORLD』水曜日ナビゲーター、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。

開催日時:2017年6月8日(木) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費 500円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『ハービーさん×安田さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。

会場内の書籍販売は現金のみの対応となっております。ポイント対象外となりますのでご了承ください。

やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話かメールにてご連絡いただきますようお願い申し上げます。

6/14(水) 19時~ 『青虫は一度溶けて蝶になる~私・世界・人生のパラダイムシフト~』(春秋社)刊行記念  「人生のパラダイムシフトを体感しよう!」 藤田一照さん(禅僧)×桜井肖典さん(ソーシャルアーティスト)×小出遥子さん(文筆家)トークイベント&サイン会

「人生、このままでいいのかな・・・・・・」とお悩みの方必見! 新刊『青虫は一度溶けて蝶になる~私・世界・人生のパラダイムシフト~』の刊行を記念してトークイベントを開催します。『BRUTUS』にもとりあげられた気鋭の禅僧、藤田一照さん、若手起業家でありソーシャルアーティストの桜井肖典さん、文筆家で仏教女子、小出遥子さんの3名の著者が、人生が劇的に変わるとはどういうことなのかを語ります。当日はワークの実践もあるかも!?

プロフィール

藤田 一照(ふじた・いっしょう)


禅僧。1954年愛媛県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程中退。曹洞宗紫竹安泰寺で得度し、1987年からアメリカ・マサチューセッツ州のヴァレー禅堂住持を務め、そのかたわら近隣の大学や瞑想センターで禅の指導を行う。現在、曹洞宗国際センター所長。著書に『現代坐禅講義』(佼成出版社)、共著に『〈仏教3.0〉を哲学する』(永井均・山下良道との共著、春秋社)、『アップデートする仏教』(山下良道との共著、幻冬舎)など、訳書にティク・ナット・ハン『禅への鍵』、『法華経の省察』(いずれも春秋社)など多数。http://fujitaissho/info/

桜井 肖典(さくらい・ゆきのり)

社会芸術家・起業家。1977年生まれ。一般社団法人RELEASE;代表理事。2000年よりデザインコンサルティング会社を経営、さまざまな分野のブランド開発、デザインプロジェクトにおける企画と監修を重ねる。2013年よりイノベーションプログラム『RELEASE;』を主導、現在まで5000名を超える参加者へ講演やワークショップを重ね、その取り組みは国内外各地へと広がりをみせている。http://senseandimagine.com/

小出 遥子(こいで・ようこ)

編集者・文筆家。1984年、新潟県生まれ。東京都在住。編集プロダクション、美術系専門図書館勤務を経て、現在はフリーランスで仏教系テキストを中心とした編集・執筆活動を行っている。 いのちからはじまる対話の場「Temple」主宰。http://temple-web.net/サイト内Blogコーナーを毎日更新中。著書に『教えて、お坊さん! 「さとり」ってなんですか』(KADOKAWA)がある。

開催日時:2017年6月14日(水) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費 500円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『藤田さん×桜井さん×小出さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。

会場内の書籍販売は現金のみの対応となっております。ポイント対象外となりますのでご了承ください。

やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話かメールにてご連絡いただきますようお願い申し上げます。

3/17(金) 19時~ 参加費無料 『江分利満氏の優雅で華麗な生活』(小学館)刊行記念
山口正介さん×宮田昭宏さんトークイベント&サイン会

長男・山口正介が初めて語る

誰も知らない父・山口瞳

小学館P+DBOOKSから新たな江分利満氏セレクションとして「江分利満氏の優雅で華麗な生活」を3月9日発売する、エッセイの達人山口瞳。
没後27年を経過した今も人気の絶えない希有な作家のひとりです。
最新セレクションの発売を記念して特別講演会を開催します。

生誕90年メモリアル記念企画として昨年12月より配信開始した「山口瞳電子全集」の総監修を務めている、長男で作家・映画評論家の山口正介氏が、これまで作品中に書かれてこなかった山口瞳や山口家の秘密を初めて語ります。

聞き手は、元・講談社の文芸局長で、山口瞳も担当した宮田昭宏。川端康成邸での山口瞳と三島由紀夫、自宅での山口瞳の素顔などなど、興味深いエピソードを披露します。


プロフィール

山口 正介 (やまぐち・しょうすけ)

1950年10月29日、山口瞳と治子の長男として生まれる。桐朋中学校、高等学校を経て、桐朋学園大学短期大学部芸術科演劇コース卒業。舞台演出家を経て、映画評論、小説、エッセイなど幅広い活動を続ける。著書に、『アメリカの親戚』『道化師は笑わない』『麻布新堀竹谷町』などの小説のほか、父母のことを描いた『ぼくの父はこうして死んだ』『親子三人』『江分利満家の崩壊』などがある。山口瞳の数多くの作品の中で「庄助」として登場するほか、トリス・ウイスキーの広告では、父と共に、写真のモデルとして出演した。


宮田 昭宏 (みやた・あきひろ)

文芸編集者。1968年講談社入社。『小説現代』と『群像』編集部を経て、1982年に文庫PR誌『IN☆POCKET』の創刊編集長、『小説現代』編集長、文芸局長を歴任。山口瞳の担当者として、『血涙十番勝負 正続』をはじめとして多数の作品を手掛け、山口家の家族旅行にも同行している。

開催日時:2017年3月17日(金) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費 無料(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『山口さん×宮田さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

当日18:30より6階東京堂ホールにて受付を行います。
 開場時間前に6階東京堂ホールにお上がりいただくことはご遠慮ください。

会場内の書籍販売は現金のみの対応となっております。ポイント対象外となりますのでご了承ください。

やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話かメールにてご連絡いただきますようお願い申し上げます。

3/14(火) 19時~ 息子の「生きづらさ」? 男性介護に見る「男らしさ」の病 『介護する息子たち』(勁草書房)刊行記念 平山亮さん×上野千鶴子さんトークイベント&サイン会

平山亮『介護する息子たち』(勁草書房、2月中旬刊行予定)の刊行を記念してトークイベント&サイン会を開催します。

親を介護する息子の増加は著しく、その割合は娘や義理の娘(「嫁」)による介護と僅差になりました。結婚していようと、仕事をしていようと、今や男性が親の介護から「逃げる」ことはできなくなっているというデータもあります。それなのに男性のなかには、親の老いにいつまでも見て見ぬふりを決め込む人も少なくなく、また、いざ親の介護者になれば、今度は「問題事例」として周囲をやきもきさせることも多いことがわかっています。
そんな息子介護の研究を通して、弱者をコントロールせずにはいられない「男らしさ」の病を見出した著者が、このたび、ジェンダー研究の第一人者として女と男の関係を見つめ続けてきた上野千鶴子さんと語り合うことになりました。実は著者には、学生時代、居場所を求めて上野さんの研究室に「保健室登校」していた過去があります。ふだんなら研究室のような「密室」でしか語られない二人の赤裸々トークを、こっそり聞きに来てみませんか。

トークイベントとあわせて、東京堂書店神保町本店2階では、3月上旬頃から平山亮さんの選書による刊行記念ブックフェアの開催を予定しています。こちらもぜひご覧ください。

プロフィール

平山 亮(ひらやま・りょう)

1979年生まれ。2005年東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了、2011年オレゴン州立大学大学院博士課程修了、Ph.D.(Human Development and Family Studies)。現在、東京都健康長寿医療センター研究所 福祉と生活ケア研究チーム研究員。著書に『迫りくる「息子介護」の時代』(共著、光文社新書、2014年)『きょうだいリスク』(共著、朝日新書、2016年)。気鋭の「息子介護」研究者として、講演、メディア出演多数。

上野 千鶴子(うえの・ちづこ)

1948年富山県生まれ。立命館大学特別招聘教授。京都大学大学院社会学博士課程修了。1995年から2011年3月まで東京大学大学院人文社会系研究科教授。2011年4月から認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。専門は女性学、ジェンダー研究。この分野のパイオニアであり、指導的な理論家のひとり。高齢者の介護問題にも関わっている。1994年『近代家族の成立と終焉』(岩波書店)でサントリー学芸賞受賞。2012年度朝日賞受賞。著書:『老いる準備』(学陽書房)、『不惑のフェミニズム』(岩波現代新書)、『ケアの社会学』(太田出版)、『ナショナリズムとジェンダー』(岩波現代文庫)、『みんな「おひとりさま」』(青灯社)、『ニッポンが変わる、女が変える』(中央公論新社)、『上野千鶴子の選憲論』(集英社新書)など多数。近刊に『何を怖れる』(岩波書店・共著)、『老い方上手』(WAVE出版・共著)、『ケアのカリスマたち 看取りを支えるプロフェッショナル』(亜紀書房)、『思想をかたちにする』『セクシュアリティをことばにする』(いずれも青土社)、『おひとりさまの老後』『男おひとりさま道』(いずれも文春文庫)、『おひとりさまの最期』(朝日新聞出版)。

開催日時:2017年3月14日(火) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費 500円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『平山さん×上野さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。

会場内の書籍販売は現金のみの対応となっております。ポイント対象外となりますのでご了承ください。

やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話かメールにてご連絡いただきますようお願い申し上げます。