92年に刊行され、円盤現象や神秘体験を明快に論じた名著として絶賛されながら、長らく入手困難になっていた『何が空を飛んでいる』がついに復刊!あわせてオカルト研究家にして英文学者、そして小説家でもある稲生平太郎のオカルティズム・民俗学エッセイを集大成したものが今回の定本版です。この刊行を記念して、著者の稲生氏、そしてオカルティズムにも造詣が深い特殊翻訳家の柳下毅一郎さんをゲストに迎えてトークショーを開催いたします。稲生氏のトークショーは都内ではこれが初、非常に貴重な機会ですので、是非ともお見逃し無く!!*トークショー後はサイン会も開催いたします
●出演者プロフィール
稲生平太郎
1954年大阪府生まれ。本名、横山茂雄。別名に法水金太郎。京都大学卒、博士(文学)。英文学者、作家、奈良女子大学教授。横山名義の著書に『聖別された肉体―オカルト人種論とナチズム』(書肆風の薔薇)、『異形のテクスト―英国 ロマンティック・ノヴェルの系譜』(国書刊行会)、 訳書にマーヴィン・ピーク『行方不明のヘンテコな伯父さんからボクがもらった手紙』、ヒレア・ベロック『子供のための教訓詩集』(共に国書刊行会)、 編著に『遠野物語の周辺』(国書刊行会)、『危ない食卓― 十九世紀イギリス文学にみる食と毒』(新人物往来社)など。『日影丈吉全集』(国書刊行会)の編集、全巻解説も手がける。稲生名義の著書に『アクアリウムの夜』(書肆風の薔薇、のちに角川スニーカー文庫)、『アムネジア』(角川書店)、法水名義の訳書にJ・G・バラード『残酷行為展覧会』(工作舎)がある。近刊に『映画の生体解剖』(高橋洋と共著、洋泉社)。
柳下毅一郎
1963年大阪府生まれ。翻訳家・映画評論家・殺人研究家。多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科非常勤講師。著書に『新世紀読書大全 書評1990-2010』(洋泉社)、『ベスト・オブ・映画欠席裁判』(文春文庫)、『監督失格まで 映画監督・平野勝之の軌跡』(ポット出版)など、訳書に、R・A・ラファティ『第四の館』(国書刊行会)、J・G・バラード『クラッシュ』(創元SF文庫)、J・スラデック『蒸気駆動の少年』(河出書房新社)、G・ウルフ『ケルベロス第五の首』(国書刊行会)、A・ムーア&E・キャンベル『フロム・ヘル(上・下)』(みすず書房)、P・ゴーレイヴィッチ『ジェノサイドの丘 ルワンダ虐殺の隠された真実』(WAVE出版)などがある。
開催日時:2013年12月21日(土)16時~(開場15時30分)
開催場所:東京堂書店神田神保町店6階東京堂ホール
参加方法:参加費800円(要予約 ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、「何かが空を飛んでいるイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。イベント当日と前日は、お電話にてお問い合わせ下さい。 電話 03-3291-5181 (東京堂書店神田神保町店)
※当日14:00より1階総合カウンターにて受付を行います。
※トークショー後はサイン会も開催いたします