10/30(日) 読書のスクール「福岡伸一の知恵の学校」1周年記念
福岡伸一さんトークイベント 「動的平衡ライブ」

生物学者・福岡伸一さんが「読書の復興」を目指してスタートした“世界初”の読書のスクール「福岡伸一の知恵の学校」。会員の方だけに公開している福岡さんのユニークな科学トークが聴ける講義「動的平衡ライブ」を、このたび開校1周年を記念して一般公開いたします。『動的平衡』『生物と無生物のあいだ』などの名著で知られる「生物学者・福岡伸一」はどうやって誕生したのか。その謎を、これまで読んできた書籍を通じて自ら解き明かします。

プロフィール

福岡 伸一(ふくおか・しんいち)

生物学者・青山学院大学教授。1959年、東京生まれ。京都大学卒。ベストセラー『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)、『動的平衡』(木楽舎)のほか、「生命とは何か」を分かりやすく解説した著書多数。他に『世界は分けてもわからない』(講談社現代新書)、『できそこないの男たち』(光文社新書)、『ルリボシカミキリの青』(文春文庫)、『フェルメール 光の王国』(木楽舎)などがある。近著にアートの世界を生物学的な目線で再解釈した『芸術と科学のあいだ』(木楽舎)。2015年より、「福岡伸一の知恵の学校」を開校。養老孟司さん、内田樹さん、隈研吾さん、斎藤環さん、阿川佐和子さんなど豪華な特別講師とともに「読書の復興」を目指して月1回の講義を重ねる。

開催日時:2016年10月30日(日) 15時00分~(開場14時30分)                開場時間前に6階ホールにお上がりいただくことはご遠慮ください

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費 500円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『福岡 伸一さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。電話 03-3291-5181

当日13:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。
会場内の書籍販売は現金のみの対応となっております。ポイントもお付けできませんのでご了承ください。

11/11(金) 【先行発売】 『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)刊行記念
戸川安宣さん×北村薫さんトークイベント 「ぼくらのミステリ・クロニクル」

ミステリを愛しミステリに愛された稀代の名伯楽が語るこれまでの、そして、これからの本の世界——。今や伝説となった叢書「日本探偵小説全集」(全 12 巻)を企画する一方で、数多くの新人作家を発掘し、戦後の日本ミステリ界を牽引した編集者、戸川安宣。彼は稀代の「読み手」であり、「編み手」であり、さらには全国でも珍しいミステリ専門書店「TRICK+TRAP」の運営にも携わるという「売り手」でもありました。今回はその編集者人生をまとめた『ぼくのミステリ・クロニクル』刊行を記念し、著者である戸川安宣さんと、学生時代からの盟友でもある北村薫さんに、「ぼくらのミステリ・クロニクル」について存分に語りあっていただきます。

プロフィール

戸川 安宣(とがわ・やすのぶ)

1947年長野県生まれ。立教大学文学部卒。大学在学中に立教ミステリ・クラブを創立。東京創元社で編集長、編集部長、社長、会長、特別顧問、相談役を歴任。「創元推理文庫」のほか「バルザック全集」、「ヴィリエ・ド・リラダン全集」などの企画、編集に関わる。編集長時代には、当時翻訳ミステリ中心だった東京創元社で「日本探偵小説全集」を企画。その後の日本ミステリ界の動向に深甚な影響を与える。 2004年、日本の本格ミステリの発展に尽くした功績を評され、講談社の編集者宇山日出臣とともに第 4回本格ミステリ大賞特別賞を受賞。また、2003年から 2007年まで、吉祥寺でミステリ専門書店「TRICK+ TRAP」の運営に携わる。編著に仁木悦子『私の大好きな探偵』、杉みき子『マンドレークの声』、著書に『少年探偵団読本』(共著)など。

北村 薫(きたむら・かおる)

1949 年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。大学時代はワセダミステリクラブに所属。高校で教鞭を執りながら執筆を開始。1989 年『空飛ぶ馬』で作家デビュー。1991 年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞受賞。2006 年『ニッポン硬貨の謎』で本格ミステリ大賞(評論・研究部門)を受賞。2009 年『鷺と雪』で直木賞受賞。本格ミステリ作家クラブ 2 代目会長。著作に『覆面作家は二人いる』『スキップ』『飲めば都』『八月の六日間』『太宰治の辞書』『中野のお父さん』など多数。エッセイや評論、編集の分野でも活躍している。

開催日時:2016年11月11日(金) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費 500円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『戸川 安宣さん×北村 薫さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。

8/9(火) 19時~ノンフィクション作家・本橋信宏さん 『上野アンダーグラウンド』(駒草出版)発売記念トークイベント

『東京最後の異界 鶯谷』『迷宮の花街 渋谷円山町』に続く東京の庶民を描くシリーズ『上野アンダーグラウンド』の発売を記念したトークイベントを開催いたします。アメ横、パチンコ村、男色街、謎の風俗ビル、不忍池に集まる不思議な人々――未掲載の写真とともに、ここでしか話せない取材秘話を語ります。スペシャルゲストも複数参戦予定。冷え冷えの缶ビールとおつまみ付きで、来場者を上野の怪しい魅力にいざないます。

                         

プロフィール

本橋 信宏(もとはし・のぶひろ)ノンフィクション作家

1956年、所沢市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。バブル焼け跡派を自称し、逍遥と実践による壮大な庶民史をライフワークとしている。著書に、東京の庶民を描くシリーズ『東京最後の異界 鶯谷』『迷宮の花街 渋谷円山町』(以上、宝島社)、村西とおるとその周囲を描いた自伝的ノンフィクションノベルズ『裏本時代』『AV時代』(以上、幻冬舎アウトロー文庫)など。

開催日時:2016年8月9日(火) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費 500円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『本橋信宏さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さるか、『お申込みはこちら』のリンク先専用応募フォームからお申込み下さい。電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。

7/7(木)19時~新刊『純喫茶、あの味』限定先行発売
難波里奈さん×ナカムラクニオさんトークショー&サイン会 「パラレル喫茶ナイト」

              満 員 御 礼   

本イベントの予約受付は定員に達したため、終了しました。

7/14に発売される『純喫茶、あの味』の刊行を先駆けて、本書の限定先行販売とトークショー&サイン会を行います。
対談のお相手は、6/4に『パラレルキャリア──新しい働き方を考えるヒント100 』を刊行されたナカムラクニオさん。
日常を離れたもう一つの世界を楽しむ生き方「パラレルキャリア」と扉を開けると異世界が広がる純喫茶はとても似ています。非日常を愛する二人が語る、「パラレル純喫茶ナイト」をぜひお楽しみください。

※対談後には、本イベントで書籍を購入した方限定のサイン会を行います。奮ってご参加ください。

プロフィール

難波 里奈(なんば・りな)

東京喫茶店研究所二代目所長。東京生まれ・東京育ち。現在、日本橋に勤務の会社員でありながら、仕事帰りや休日にひたすら訪ねた純喫茶は1600軒以上に。東京を中心に全国の純喫茶を巡り、ブログ「純喫茶コレクション」に店内の様子や訪問時の記録を綴っている。
著書に『純喫茶コレクション』(PARCO出版)『純喫茶へ、1000軒』(アスペクト)などがある。


ナカムラクニオ

東京生まれ。荻窪のブックカフェ「6次元」店主。映像ディレクター。金継ぎ師。専門学校講師。山形ビエンナーレキュレーター。
著書に『人が集まる「つなぎ場」のつくり方──都市型茶室「6次元」の発想とは』(CCCメディアハウス)、『さんぽで感じる村上春樹』(ダイヤモンド社)、責任編集短編小説集『ブックトープ山形』(東北芸術工科大学)などがある。

本イベントの予約受付は定員に達したため、終了しました。

開催日時:2016年7月7日(木) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費 500円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『難波里奈さん×ナカムラクニオさんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。

6/24(金)  19時~ 『盗まれた廃墟ーポール・ド・マンのアメリカ』(彩流社)刊行記念
巽孝之さん&土田知則さんトーク・セッション 「知の巨人ポール・ド・マンを脱構築する」

ジャック・デリダの盟友ポール・ド・マン(1919-83年)は、イエール学派を率い、北米における脱構築批評を確立したことで広く知られています。
没後 30年にあたる2013年には、二大主著『盲目と洞察』『読むことのアレゴリー』が相次いで邦訳されたのを承け、岩波書店『思想』 20 13年 7月号で全面特集が組まれるなど、その文学思想の影響力はいまだに色褪せることがありません。

1919年にベルギーに生まれ、旧大陸ヨーロッパで政治的に挫折したド・マンが、いったいどのようにしてアメリカに渡り、ポスト構造主義以降の北米アカデミズムの中心人物になりおおせたのか?  1983年の没後に、彼が戦時中に発表していたナチス・ドイツ寄りの記事が発見され脱構築批判が起こったのちにもなお、ド・マンのテクストが読まれ続けているのは、いったいなぜか? 2014年にはド・マンのかつての同僚イヴリン・バリッシュが伝記『ポール・ド・マンの二重生活』を刊行し、その人生の全貌が明らかになりつつある現在、アメリカ文学思想史上最大の謎に巽孝之さんが挑んだのが、新刊『盗まれた廃墟』です。
今回は、没後30年の折に、岩波書店より前掲『読むことのアレゴリー』の邦訳と研究書『ポール・ド・マン』を刊行し、さらには今夏、ド・マンの高弟バーバラ・ジョンソンの第二作『批評的差異』の全訳(法政大学出版局)の刊行も予定しておられる土田知則さんをお招きし、公開対談を企画いたしました。

ド・マンの構築した批評そのものはむろんのこと、脱構築批評の最も 21世紀的な意義をめぐって、ぞんぶんに語っていただけることでしょう。

我が国におけるド・マン研究をリードするお二人のスリリングな対話に、どうぞご期待ください。

 

プロフィール

巽孝之(たつみ・たかゆき)慶應義塾大学文学部教授(アメリカ文学、現代批評理論)

1955年、東京生まれ。コーネル大学大学院修了(Ph.D, 1987)。日本英文学会監事、日本アメリカ文学会会長、アメリカ学会理事、北米学術誌 The Jourrnal of Transnational American Studies 編集委員などを務める。
● 主著に『サイバーパンク・アメリカ』(勁草書房、1988 年度日米友好基金アメリカ研究図書賞)、『ニュー・アメリカニズム』(青土社、1995年度福澤賞)、『アメリカン・ソドム』(研究社、2001 年)、『リンカーンの世紀』(青土社、2002年)、『「白鯨」アメリカン・スタディーズ』(みすず書房、2005年)、『モダニズムの惑星』(岩波書店、 2013年)、 Full Metal Apache (Duke UP, 2006, 2010 IAFA Distinguished Scholarship Award) など多数。
『盗まれた廃墟』は『メタフィクションの謀略』(筑摩書房、 1993年)、『メタファーはなぜ殺される』(松柏社、 2000年)に続く批評理論研究である。


土田知則(つちだ・とものり)千葉大学文学部教授(フランス文学・文学理論)

1956年、長野県に生まれる。1987年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。著書に、『文学理論―テクスト・読み・世界』(共著、新曜社、1996年)、『間テクスト性の戦略』(夏目書房、2000年)、『文学理論のプラクティス―物語・アイデンティティ・越境』(共著、新曜社、2001年)、『ポール・ド・マン―言語の不可能性、倫理の可能性』(岩波書店、2012年)ほか、訳書に、ショシャナ・フェルマン『狂気と文学的事象』(水声社、1993年)、バーバラ・ジョンソン『詩的言語の脱構築―第二ボードレール革命』(水声社、1997年)、マーティン・マックィラン『ポール・ド・マンの思想』(新曜社、2002年)、ジャック・デリダ『そのたびごとにただ一つ、世界の終焉』(共訳、岩波書店、2006年)、ポール・ド・マン『読むことのアレゴリー―ルソー、ニーチェ、リルケ、プルーストにおける比喩的言語』(岩波書店、2012年)ほかがある。

 

 

開催日時:2016年6月24日(金) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費 500円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『巽孝之さん×土田 知則さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。