伊藤比呂美さんトーク&サイン会
「森林通信 鷗外とベルリンに行く」(春陽堂書店)刊行記念
詩人・伊藤比呂美さんの新刊「森林通信 鷗外とベルリンに行く」刊行を記念して、トークイベントを開催いたします。
「人生と同じで、追い越し車線に入らなければならないときはある。
だから私は、恐怖で顔をひきつらせながら、追い越し車線に入った。
しばしば入った。そして追い上げられた。」
(「森林通信 鷗外とベルリンに行く」本文p.149より)
好むと好まざるとにかかわらず、人生のさまざまなシーンにおいて車線変更は訪れます。
追い越し車線に入らなければならないとき、うまく交通の流れに乗れていないと感じるとき、一般道に戻りたいとき、一時停止したいとき―どのように考え行動すればいいのか。
アクセルを、ブレーキをかけるときに一助となる言葉をお探しの方へ。
ハンドルをぎゅっと握って山も谷も駆け抜ける伊藤比呂美さんが、ご参加の皆様からのお悩み・ご相談にズバリお答えします!
お悩みは当日受付いたしますので、伊藤さんにご相談したいこと、または聞きたいことを頭の中に思い浮かべてご来場よろしくお願いいたします。
なお、時間の都合上、すべてのご相談にお答えができない可能性がありますことご容赦ください。
■伊藤比呂美さんからコメント:
ベルリンを歩きながら「こんなとき鷗外先生ならどうするかな?」なんて考えることしばしばでした。今回の人生相談では、ときに比呂美が鷗外先生に成り代わってお答えしてしまうかも?
鷗外を読んだことのないかたも、鷗外ラブ!なかたも、どちらでもないかたも、皆さまにお会いできるのをたのしみにしています!
「撮影:大杉隼平」
伊藤比呂美(いとう・ひろみ)プロフィール
1955年東京都生まれ。詩人、小説家。
1978年、詩集『草木の空』でデビュー、同年に現代詩手帖賞を受賞。
『青梅』などで80年代の女性詩ブームをリードし、1997年に渡米。2018年より拠点を熊本に移す。
2018年から2021年、早稲田大学教授を務める。
2022年6月から9月、ベルリン自由大学の研究プログラムに参加。
1999年『ラニーニャ』で野間文芸新人賞、2006年『河原荒草』で高見順賞、2007年『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』で萩原朔太郎賞、2008年紫式部文学賞、2015年早稲田大学坪内逍遥大賞、2019年種田山頭火賞、2020年チカダ賞、2021年『道行きや』で熊日文学賞を受賞。
2017年『切腹考』で森鷗外作品に入り込み生死を見つめ論じた。
ほか『良いおっぱい悪いおっぱい〔完全版〕』『女の絶望』『女の一生』『なにたべた? 伊藤比呂美+枝元なほみ往復書簡』『読み解き「般若心経」』『犬心』『ショローの女』『いつか死ぬ、それまで生きる わたしのお経』など著書多数。
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開催日時:2024年1月27日(土) 14時00分~(開場13時30分)
東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール
参加費: おひとり様 1,500円(要予約)
予約方法:東京堂書店ホームページの予約フォームにて承ります。
上記「お申し込みはこちら」のリンク先専用応募フォームからお申し込みください。
1/27当日の ご参加ご希望はお電話にてご予約ください 03-3291-5181 東京堂書店(11時より)
・イベント内容などに関するお問い合わせはこちら(info@shunyodo.co.jp )まで。但しイベント参加希望は上記応募フォームにお願いします。
・当日11:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて係員にご提示いただきますのでそのままお持ちください。
・開場時間前後はレジが混み合いますので、お早めに受付をお済ませ下さいませ。
・6階には待機場所を設けておりませんので、開場時間前に6階へお上がりいただくことはご遠慮ください。
・やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話またはメール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にてご予約のお名前・イベント名をご連絡ください。
・発熱・咳などの症状があり、体調に不安がある方はご参加頂けません。
・会場入口アルコール消毒液を設置しておりますので、ご自由にお使い下さい。
・当日は係員およびスタッフの指示・注意に従ってください。指示に従っていただけない場合、参加のお断りやイベント実施が困難になる場合がございます。
・荒天・災害による交通機関の停止等不可抗力の事由により、イベントを中止させていただく場合がございます。